靴下はフロッピー経由
どうも、親しき仲にも靴下あり、ソックスシステムです。
先日は、いつもお世話になっている黄土JAPANさんへ。
奈良の五位堂という所です。
日本一の柄屋
コチラでは、
靴下のデザインを実際の靴下の編み機用のデータに変換する作業を行なっていて
「柄屋」なんて呼ばれています。
機械のパーツなんかも販売しています。
もちろん各工場内でデータを作成することも可能だったりするんですが
データの変換作業の為の専門スタッフを配置できない等の理由から
色んな靴下工場が、黄土JAPANさんにお願いしています。
そんな黄土JAPANは柄作り日本一。
データの変換に日本一もクソもあるかと思われるかもしれませんが
違うんです!
例えば円を描こうにも編目がドット絵のようになるので
曲線や斜めの部分はガタガタになってしまう。
しかも靴下って伸び縮みしますよね?
データ上で円にしても、編み上がると楕円形になっちゃうんです。
そんな感じで色々あるんですが
それを長年の経験と感覚でスラスラとやってしまうのが、黄土さんなんです!
スゲエだろ。。
決して僕らが威張ることではないんですが。
データの行方
その作ったデータの保存先。
先ずは、もちろんPCの中です。
PCっつってもブラウン管のテレビみたいなやつ。
次にそれを、5インチのフロッピーに保存します。
そのまま編み機に入るものもありますが、だいたい違うものです。
なので編み機に合わせ、
3.5インチのフロッピーやカセットテープに保存し直します。
ココが、どうしても引っかかる。
最近はUSBも受け付けてくれる編み機がありますが。
IoTとか言ってる時代にフロッピーて!みたいな。
普段どっか使ってる場面、見ます!?
ないっすよね基本的には。
フロッピー自体、もう生産していないみたいなんです。
無くなったらどーすんのや。
某国家の機密文書のやりとりは、あえてフロッピーを使用していると聞いたことがあります。
物理的にしちゃうことでネットへの流出を防ぎ
しかもUSBや手紙とは違って簡単に解読できない状態にしてると。
そんな逆張りな使い方なんや。。
新しいシステムへの移行
今やシステム自体がごっそり変わったりしますよね。
前にも言ったかもしれませんが支払い方法とか。現金を使わないっていう。
もうクレジットカードすらいらずケータイがあれば支払いが可能で
中国ではケータイを忘れても顔認証でOKな場所もあるとか。手ぶらかよ。
この記事とか見ました?
デーブ・スペクターとヨッピーがガングロギャルと平成最後の激論!時代遅れな「昭和の会社あるある」を斬る!
ハンコの話とかマジで終わってるぜ。。
ヨッピーは相変わらずオモロイ。。
靴下業界も新しいシステムを導入できればな〜
もちろん黄土さんのお仕事を奪う気はありません。
でもこのまま放っておいて大丈夫なんでしょうか?
スゲー簡単なシステムに置き換えれそうな気がしないでもない!
じゃあ黄土さんも、もっと楽できるのに。
島精機さんのデザインシステムSDS-ONE APEX3を応用すれば
web上でデザインするNIKE IDみたいなのが可能なんじゃないのかっ!?
そんなことを思っとるわけで。
この靴下業界の危機感、伝わりましたでしょうか。
どうにか出来るぜ!って方はマジでご連絡お待ちしてます!!